諏訪中学に近くの「防人見返りの峠」までおさんぽ
多摩市にある古代の道と推測されている「よこやまの道」 防人見返りの峠 までおさんぽしました。
多摩市による説明
https://www.city.tama.lg.jp/0000003168.html
防人の妻の歌
赤駒を山野に放し捕りかにて多摩の横山徒歩ゆか遣らむ
万葉集 巻20-4417
参考URL
https://manyoshu-japan.com/9161/
作者 宇遅部黒女 うじべ の くろめ (椋椅部荒虫くらはしべのあらむし妻)
題詞 天平勝寳七歳 755年 乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌 原文 阿加胡麻乎 夜麻努尓
波賀志 刀里加尓弖 多麻(能)余許夜麻 加志由加也良牟
訓読 赤駒を山野にはがし捕りかにて多摩の横山徒歩ゆか遣らむ
かな あかごまを やまのにはかし とりかにて たまのよこやま かしゆかやらむ
訳 赤駒(馬)を山野に放ってしまって、捕獲しかねてしまった。夫に多摩の山並みを徒歩で旅立たせることになろうか。
左注 右一首豊嶋郡上丁椋椅部荒虫之妻宇遅部黒女 二月廿(九)日武蔵國部領防人使掾正六位上安曇宿祢三國進歌數廿首 但拙劣歌者不取載之